エスコミライズ

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太陽光発電の具体的なメリットとメリットを生出す仕組みについて

太陽光発電導入のメリットは、お金のメリットお金以外のメリットに分けられます。

お金のメリット

①電気代を削減できる
②電気を売って売電収入を得られる
③11年目以降もずっと使える

お金以外のメリット

④災害時にも電力を使用できる
⑤屋根の保護になる
⑥地球環境に良い

お金のメリットについて

まずは太陽光発電から得られる、お金のメリットについて説明します。

① 電気代を削減できる
太陽光発電で発電した電気は、まず優先的にご家庭で使用します。
電力会社からの購入電力量を減らせるため電気代を削減できます。
在宅が多く昼間に電気を使うご家庭だと削減効果が大きいです。

② 電気を売って売電収入を得られる
太陽光発電で発電した電気はご家庭で優先して使用します。
余った電気は固定価格買取制度という国の制度により、住宅用太陽光発電であれば10年間電力会社が買い取ってくれます。
共働き等で日中の電気使用量が少ないご家庭であれば、売電量が多くなるため売電収入が大きくなります。

③ 11年目以降もずっと使える
太陽光発電は長寿命のため、固定価格買取制度が終了する11年目以降も活躍してくれます。
11年目以降も自分の家庭の電気代を削減し続ける事ができます。
太陽光パネルは30年以上稼働している施設があるほど長持ちです。
長寿命な太陽光発電はご家族の次の世代でも家計を助け続けてくれる事でしょう。

そして、小売電気事業者等と自由契約を結ぶ事で引き続き売電も継続する事が可能です。
固定価格買取制度では、中部電力や東京電力などの旧一般電気事業者が余剰電力の買取を行っています。一方、この制度の満了を迎える11年目以降は旧一般電気事業者による買取義務はなくなります。ただし売電ができなくなるわけではありません。

結論としては、契約の期間や売電単価は各小売電気事業者によって異なりますが、旧一般電気事業者や新電力事業者といった小売電気事業者に対して必要な手続きをする事で、引き続き余剰電力を売電することができます。

売電できる事業者一覧は経済産業省 資源エネルギー庁のホームページに記載されています。詳しく知りたい方は下記リンクをご覧ください。
売電できる事業者|資源エネルギー庁 

お金以外のメリットについて

次に太陽光発電を付けた事で得られる、お金以外のメリットについて説明します。

④ 災害時にも電力を使用できる
災害時に困ることの一つとして、停電があります。
最近では、電線網がかなり強化されているので昔程停電は無くなりましたが、
それでも時々、思いもよらない災害や事故で停電の場合があります。
東日本大震災の時は約1週間の停電となりました。
しかし、停電の間も家庭用ソーラーパネルを設置している家では電気を使うことができました。
太陽光発電のパワーコンディショナーには自立運転機能があるので、停電時でも電気を使えるのです。
電気が使えるのは太陽が出ている時間帯だけではありますが、その間に携帯電話の充電や、冷蔵庫や電気ポットを使う事が出来たのです。
『電気が使える事で凄く助かったよ』という声が多くありました。

⑤ 遮熱効果が期待できる
屋根の上に太陽光パネルを設置する事で遮熱効果が期待できます。
パネルが設置されている箇所が保護されるだけでなく二重屋根と同じ効果で夏は屋根の表面温度を下げ、冬は熱が逃げにくくなります。
「財団法人 新エネルギー財団」の資料によると夏場では約10℃の温度上昇を抑え、冬場では約5℃の温度低下を抑えた結果が公表されています。
このメリットは、お金以外のメリットの項目に書きましたが、遮熱効果によりエアコンや暖房費の削減に繋がるかもしれませんので、お金のメリットにもあてはまるとも言えます。

⑥地球環境に良い
太陽光は、毎日私たちの地球に降り注いでいます。そして、私たちがどれだけ利用しようが、明日も変わらず降り注いでくれます。
化石燃料は使ったら使った分だけ減るのに対して、太陽光は太陽の寿命が来るまではいくらでも使うことができます。
ただし、太陽光そのままでは人間は利用することができません。そこで、私たちが利用しやすい電気に変換するのが太陽光発電です。
何度も利用できる太陽光を活用するからこそ、環境に良いと言われます。
また、太陽光発電は温室効果ガスを排出する量が少ないという特徴があります。
地下から発掘したりせず太陽の光を使うので、発電時にはCO2やメタンを排出しません。
そのため、どれだけ発電しても地球上の温室効果ガスは増えません。
脱炭素社会がテーマになっている現代では改めて太陽光発電が注目されているのです。