〇ガスファンヒーター
吹き出し温度が高めなため、ファンヒーターの中でも特に部屋が短時間で暖まりやすいです。
都市ガスとプロパンガスで料金に差がある事が多く、都市ガスに比べプロパンガスは割高な場合が多いです。
（都市ガスファンヒーターの1ヶ月の光熱費の目安）
木造10畳対応、1日8時間、1ヶ月使用した場合
ガス代：約5,000円～8,000（弱～強運転）

〇灯油ファンヒーター
立ち上がりがパワフルですぐに暖まるのが特徴です。また本体価格が安価な物が多いので初期費用をおさえる事が出来ます。ただ灯油独特の臭いや、空気が汚れやすい、燃料入替に手間がかかる等のデメリットがあります。
（灯油ファンヒーターの1ヶ月の光熱費の目安）
木造10畳対応、1日8時間、1ヶ月使用した場合（弱～強運転）
電気代：約3,500円～6,500円

〇エアコン暖房
ガスや灯油等の燃料を使わない為、火事ややけどの心配がない事や、灯油ファンヒーターと比べ空気が汚れにくい事、灯油の様に燃料の入替手間が無く人的負担を軽減出来るなどで最近人気の暖房です。ただ空気が乾燥する為、快適に使う為には湿度の管理が必要です。
（エアコン暖房の1ヶ月の光熱費の目安）
木造10畳対応、1日8時間、1ヶ月使用した場合（弱～強運転）
灯油代：約3,000円～6,500円

〇ヒートプラス床暖房
ヒートプラスは、太陽光と同じ遠赤外線からの「ふく射熱」を利用した床暖房です。
「ふく射熱」は、血管に浸透して体の内側から、じんわりと暖めます。冷えやすい手足の先までポカポカになります。また、温水式やガス式のように媒体を介して発熱するタイプの床暖房と比較すると、即暖性に優れています。温浴施設、ホットヨガへの採用実績も多数あります。
エアコン暖房の様に空気を乾燥させない点も人気の理由です。
（エアコン暖房の1ヶ月の光熱費の目安）
木造10畳対応、1日8時間、1ヶ月使用した場合（弱～強運転）
電気代：約3,000円～6,500円

〇結論
暖房のコストに関しては、建物の状況やその時の燃料単価や電気単価、また使い方によって大きく変わるという事です。
一般的に同じ条件で使った場合には、ガス暖房のコストが1番高く、次に灯油の暖房、そしてエアコン暖房という順番ですが、使い方によってはその限りではありません。
そして床暖房の光熱費はと言うと、ものすごく高いと思っている方も多いのではないでしょうか？
確かに、灯油やガスで行う床暖房は他の暖房に比べコストが高くなる場合が多いです。
ただ、ヒートプラスは他の床暖房とは違い、床暖房の中ではコストが驚くほど安いです。
比較した暖房と比べても低コストで使用できます。