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太陽光発電のデメリットについて解説

「太陽光発電を設置した事を後悔している…。」

100万円以上かかる太陽光発電だからこそ、絶対にこんな思いはしたくないですよね!?
ですが、残念な事に太陽光発電を設置して「失敗した!やめておけばよかった!」と思っている方が、少なからずいるのも事実です。
設置した事を後悔している方に共通して言えること、それは「知識不足のまま、信用の出来ない業者と契約してしまっている」事です。

ここでは、「失敗した!やめておけばよかった!」とならないように、
太陽光発電のデメリットなのでは?と言われる事が多い事項について、それぞれ解説していきたいと思います。

デメリットなのでは?と言われる事が多い事項

1.発電量が天候に左右されるのでは?
2.売電単価が下がっている?今更設置しても遅いのでは?
3.設置費用が高い、電気代を払っていた方が良いのでは?
4.屋根が北向きだし、設置しない方が良いのでは?
5.反射光のトラブルでご近所さんと揉めたりしない?
6.パネルの重さで屋根に負荷がかかるのでは?雨漏りなど施工不良がこわい。
7. 11年後は余った電気を買ってくれなくなるのでは?
8.メンテナンスが必要になる?メンテナンス費用がものすごくかかるのでは?
9.撤去時にものすごく費用がかかるのでは?
10.見た目が好きではない。外観が好みではない。

1. 発電量が天候に左右されるのでは?

これまで、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーでの発電は、「天候に左右されやすく、電力供給が不安定である」というデメリットが挙げられていました。
もちろん天候によって、太陽光発電で生み出される電気の量に差は生まれますが、一年中悪い天候が続くという事はありませんし、年間を通してみれば日射量は大体平均化される事が多いです。発電量は1年間という単位で考えてみて頂ければ、シミュレーションに近い数字となる事がほとんどです。
そして長野県は全国的にみても日照時間が多く太陽光発電には向いている場所です。その中でも松本市の発電量は全国トップクラスなのです。
さらに現在では発電機器の性能も大きく向上し、曇りの日や低照度の日でも発電する事が可能なパネルも出てきています!

結論:発電量は季節等によって多い少ないがありますが、長い目でみていただける事が可能な方にとっては、大きなデメリットでは無いと思います。

2. 売電単価が下がっている?今更設置しても遅いのでは?

確かに、固定価格買取り制度が出来た当時48円だった売電単価は、2021年度は19円、2022年設置の場合は17円となる事が決まっており、初期の頃と比べ半分以下の単価となっています。この数字だけを見たら今更設置してもどうかな…と思う方がいても不思議ではありません。
しかし、今から設置した場合メリットが出ないのかというと、実はそんな事はなく、極端な事を言えば、今から設置したお宅の方が、昔と比べ色々とお得とも言えるのです。
大きな理由としては、以前と比べると設備費が格段に安くやっている事や、設備の性能が格段に良くなった、保証が長くなった、10年後以降もメリットが出やすいなどがあげられます。まだ太陽光をのせていないという方で興味をお持ちの方は、一度最新のシステムを設置した場合の試算をしてみる事をおすすめします。やるやらない別にして参考になると思いますよ。

結論:売電単価は下がったが、昔と比べ条件が良くなった事がたくさんある為、遅いという事は全然無いと思います。今からでもお得ですよ!
今からでも本当にメリットは出るの!?詳しくはこちら

3. 設置費用が高い、電気代を払っていた方が良いのでは?

確かに太陽光発電を設置しようとすると、最低でも100万円以上のお金がかかります。
でも、その太陽光発電にかけたお金以上に経済メリットを生出してくれるとしたらどうでしょうか?かけたお金以上が返ってくるのであれば、未来に向けた良い投資と考える事は出来ないでしょうか?もし興味はあるが、現金に余裕が無いという事であれば、ソーラーローンを使って頭金無しで、月々のご負担もなく設置する方法もあります。詳しくはこちら
電気代は年々かなりのスピードで上がっており、再エネ発電促進金も毎年上がっていくばかりです。
市町村によっては、補助金が貰える場合もありますし、費用の事で心配な事やその他質問がある方は、ぜひ弊社までお気軽にご連絡下さい。

結論:設備費は掛かるが、それ以上の経済効果が出る可能性が高い設備です。信頼出来る業者でしっかりと試算をし、知識をつけてから設置する事をおすすめします。

4. 屋根が北向きだし、設置しない方が良いのでは?

これはその通りです。無理に北面屋根に設置すると、思ったような発電が期待できないばかりか、反射光でトラブルになる危険性も考えられます。北面設置はよほどの理由が無い場合は控えた方が良いでしょう。

結論:北面は辞めた方が良いと思います。

5. 反射光のトラブルでご近所さんと揉めたりしない?

住宅の屋根に設置した太陽光パネルの反射光で揉める事はほぼ無いと思います。通常太陽光パネルは日当たりが良い南面屋根を中心に設置し、基本的に北面には設置しません。
よって光の反射の法則から考えても、通常太陽の光は空の方向に反射され、反射光トラブルにはなりません。そして最近では反射トラブルを未然に防ぐよう防眩効果の付いているパネルが主流となっていますので、過度に心配する必要は無いかと思います。
しかし、注意が必要な場合もあります。北面などに太陽光パネルを設置する場合です。 太陽の位置や高度によっては反射光が地上方向に向かう場合があります。特に注意が必要なのは、北面でしかも角度が急な屋根に設置する場合です。
北面で角度が急な屋根に設置した場合は、南面設置と比べ発電量もかなり落ちるので、知識があれば通常設置する事は無いですが、なにも考えず安易に付けてしまうとトラブルの原因にもなる可能性があるので、基本的には北面には設置しない様にするのがベターかと思います。

結論:住宅の屋根に設置する場合は過度に心配する事は無いと思います。もしも周囲の状況などで反射光が心配な場合は個別にご相談下さい。

6. パネルの重さで屋根に負荷がかかるのでは?雨漏りなど施工不良がこわい。

結論から言うと、メーカーの基準通りの工事をしっかり行い、基準を満たしている屋根に設置する場合は全く問題にはならないです。ただ残念ながら知識に乏しい粗悪な業者が少なからずいるというのも事実です。太陽光発電の工事は、屋根の上や屋根裏など見にくい場所での工事の為、そういった場所でも誠実な工事をしてくれる会社や職人に任せられるかどうかが本当に大事です。
そして設置金物もかなりの種類があり、屋根によって金具を使い分ける事も大事になる為、知識と経験も必要です。弊社では、長く太陽光発電設置に携わってきた営業担当者と工事職人で、設計や工事を行っておりますので、長野県のお客様は安心して任せて頂けばと思います。一生懸命ご対応させていただきます。

結論:基準に合った屋根に、適正な工事を行えば問題は無いと思います。信頼出来る業者に頼むことが大事です。

7. 11年後は余った電気を買ってくれなくなるのでは?

11年目以降は固定価格制度による固定金額での買取りは無くなりますが、様々な電力会社が引き続き余剰電力を買い取ってくれています。11年後は電力会社によって買取り価格は変わりますので、条件が良い電力会社を選んで売電する事がポイントです。また将来電気自動車の普及は今以上にすすんでいる事が予測され、太陽光発電で作った電力は電気自動車の充電にも応用ができる事や、その他様々な活用方法も出てくる可能性が高く、11年目以降もメリットを出し続けてくれる可能性が高いと言われています。

結論:現状11年経っている太陽光発電の電力は様々な電力会社が買取りを行っています。また、売電以外の活用方法もある為、将来にわたって活躍が期待出来る設備であると思います。

8. メンテナンスが必要になる?メンテナンス費用が高いのでは?

確かに4年に1度程度の点検やメンテナンスはした方が良いです。もし機械の故障などが見つかった場合は保証期間内であれば無償で交換や修理の対応もしてもらえます。そして点検やメンテナンスの際にかかる費用は、状況や場所にもよりますが1回約2万円程度です。例えば20年間で考えた場合、5回点検を行っても費用は10万円程度です。これを高いと考えるか安いと考えるかは人それぞれだとは思いますが、太陽光発電の場合、システムの大きさにもよりますが20年間で数百万単位の経済効果を生出してくれる機器ですので、それを考えると許容範囲の金額かなと思います。そして最近では、モジュールの発電保証は25年、パワコン含めたシステム保証が15年と昔の太陽光発電と比べると、すごく保証期間が長くなっています。15年もあれば設置時に支払った金額以上に、太陽光発電からの経済効果が出ていると思いますし、過度に心配する必要は無いかと思います。

結論:メンテナンスは適度に行う事が望ましいです。あらかじめこの位かかると知っている事が大事です。

9. 撤去時にものすごく費用がかかるのでは?

発電していて経済効果が出ている状態のパネルを取り外すという事は考えにくいので、撤去に関してはメーカーの保証期間が切れる25年後~40年後位の話になるかと思います。ではいくら位かかるかというと、今もし20枚程度の太陽光パネルの撤去を依頼した場合、業者にもよりますが10万円~20万円位かかるというのが相場感です。ただ30年後はパネルの廃棄も今以上に多くなる事が予測され、国としても法の整備や、環境に良い事をした後に出たものを処理する行為ですので、何らかの補助制度を作る可能性もあり、今より安く抑える事が出来るかもしれません。
そして廃棄が一定数以上多くなると廃棄業者のニーズが増え、競争原理が働き撤去コストも安くなる可能性が高いです。
また撤去する太陽光発電設備の種類・状態によっては、素材などをリサイクルに出すことも可能だと思います。廃棄のピークを迎えるといわれている2040年以降に、リサイクルがどのようになっているのかはまだ不透明な部分もありますが、環境省ではリサイクルなどの推進のためにガイドラインなどの作成も行っており、1つの選択肢として、リサイクルに出すことも考えておくといいでしょう。リサイクルに出すことは資源の有効活用にも繋がり、太陽光発電設備撤去費用の節約にもなります。

結論:かなり先の事なので、現時点で正確にいくらかかるかというのをお伝えするのが難しいというのが正直なところです。しかし今後も再エネを広げていく事が必要不可欠だという事は間違いなく、その中で再エネ普及のために役立った設備に対する処分に対しては何かしらの優遇制度や処分体制が出来る可能性が高と思います。また撤去までにかなりの経済効果が出ていると思うので、その中から一部費用を準備しておくという事でさらに安心だと思います。

10. 見た目が好きではない。外観を損なう。

これに対しての回答は、外観の好みは人それぞれなので、太陽光の見た目が嫌いな人は辞めておいた方がよいのではと思っています。屋根に太陽光発電を設置した場合、毎日家に帰って来るたびに見る事になりますので、太陽光の見た目が嫌いな人にとっては苦痛でしかないと思います。ただ皆様に言われるのは、『毎日頑張って発電してくれている我が家の太陽光発電を見ていると、何だかすごく可愛く見えてくるんだよ』というお声です。これは私自身も凄く分かるなと思い共感しています(^_^)

結論:外観に関しては人それぞれ考え方があると思います。無理してまで設置する事は無いと思います。エコへの協力の形は太陽光発電だけでは無いと思いますし、それぞれ皆が可能な事を行う事が大きなエコにつながると思っています。

まとめ

どうだったでしょうか?太陽光発電にデメリットが全く無いというわけではありませんが、きちんと知識を持って適正な工事を行えば、回避出来るデメリットがほとんどだったと思います。検討する際は参考にしてみて下さいね。